快適に過ごすためのグッズと工夫

快適に過ごすためのグッズと工夫
さて、長距離・しかも夜行ともなれば、やはり「バスの中でどれだけ快適に過ごせるか」というのは、到着後の体調を左右するとても大きなポイントとなってきます。ここでは、私自身が自分の経験からおすすめする「夜行バスを快適に過ごすためのヒント」をご紹介していきたいと思います^^

では、夜行バス利用時に持っていくと便利なグッズや、効果的な使用方法などをあげてみましょう。

ペットボトルのお茶や水
これは、便利というよりも必須アイテムです。車内は冷暖房完備ですが、同時に乾燥しており、かなりのどが渇きやすい状態です。水分不足はドロドロ血を招き、これは「エコノミークラス症候群」と同じ症状を引き起こしてしまうことにもなりかねませんので、注意が必要です。もちろんペットボトルなら途中休憩のパーキングエリアで買ってもかまわないのですが、疲れてそれまでに眠ってしまう可能性を考えれば、事前に用意しておいたほうが無難でしょう。車内にお茶のサービスがあるバスも多いですが、熱湯なのでゴクゴク飲めないこと、ましてや消灯後で暗く、しかも走行していて揺れがある車内で熱いお茶を運ぶのはなかなか苦労するものですから、あまり大きなアテにはしないほうがいいと思います。
就寝前には、かならず水分補給をしておきましょう。


夜行バスは、やはりいくら観光バスなどに比べてリクライニング角度があるといっても、フルフラットではないので、どうしたって首がつらくなるのは避けられません。そこで用意したいのが、枕です。座席に小さな枕が備えつけてあるバスも多いですが、そういうのではなく、カタカナの「コ」の字型になっていて、首の後ろと左右を支えてくれる、いわゆる「安眠枕」などといわれる類の枕がおすすめです。これだとかなり首をしっかりささえてくれるので、首のだるさが相当軽減されます。そして私の場合、座席に備えつけの枕は腰に当てています。
安眠枕は、トラベルグッズやを扱っているところなどで簡単に見つかります。私にとってはこれが一番の必需品ですよ。万が一破れたときのために、予備まで持っていくぐらいです(笑)

いらない広告チラシ
バスに乗るのになんでチラシ!?と思われるかもしれませんが…これも自分にとってはまさに必須アイテムなのですよ。…というのは…私は、車内で寝る時は、スリッパを使わないからです。足を靴下で締めつけて、さらにスリッパをはいていると、足先からの熱放出などがジャマされちゃうんですよね。おまけに靴下の締めつけは、むくみ発生の原因ともなってしまいます。
だからそうしたものは全部脱いで裸足になって、足元にブランケットをかけて、上半身はジャケットなどをはおる、というのが私のやり方です。(ジャケットも「着る」のではなく、上からゆったりとはおるんです。この方が、体の締めつけが少ないですから。)
で、足を直接フットレストに乗せるのは抵抗があるので、それでフットレストの上にチラシを敷いて、足を乗せるというわけです。これ、だまされたと思って一度やってみてください。本当に足先の開放感が違うので、むくみなどの発生もかなり軽くなりますよ。

使い捨てカイロ
使い捨てカイロ…バス車内に限らず、寒い季節に出かける時は必需品といってもいいこのグッズ。しかし実はこれ、夜行バスにおいては車内の寒さしのぎのため、だけとは限りません。夜行バスにおいては、使い捨てカイロは安眠グッズのひとつでもあるんです^^
あなたは、かかとに「失眠」ってツボがあるのを知ってますか?失眠は不眠や睡眠障害の症状改善のために鍼灸師などが実際の治療において刺激しているツボです。「眠れない」という神経の緊張をほぐしてくれるツボなんですよ。で…この失眠のもっとも効果的な刺激方法が「温める」ことなんです。
そう!つまり、夜行バスで心地よく眠りにつくために、使い捨てカイロでかかとを温めようってことなんですよ^^特に足先の冷えが気になる冬場は効果的です。私は、さきほど紹介した「広告チラシ」に「貼るカイロ」を貼って、その上に足をのせています。
プロが実際に治療目的で利用するツボですから、結構効果は高いといえます。試してみる価値はありますよ^^ただし、カイロによる低温やけどにだけは気をつけて下さいね。

アイマスク
これは、必須というよりも念のためのアイテム。夜行バスのカーテンはしっかりとした遮光カーテンなので、カーテンさえきちんと閉まっていれば明かりが気になることはほとんどないのですが、ちょっとした隙間があったりすると、そこから入ってくる明かりは目障りなことこの上ないです。
また、繁忙期などで増便車両への乗車となった場合は、持って行くことを強くおすすめします。増便車両の中には、観光バスと大してレベルの変わらないものもあるので、こうなるとカーテンの遮光性がヒサンです。私は一度、鹿児島〜大阪間で「5号車」というまさに「観光バスレベルの増便車両」を利用したことがありますが、普通のバスのカーテンでは、目を閉じても光が感じられてうっとうしくて仕方なかったんですよ^^;もちろん座席も4列シートだしリクライニングもあまり倒れないしと、他にもいろいろツライ要素はありましたが、「目を閉じても高速道の明かりがジャマで気になって寝られない」というのが一番キツかったです。
ちなみにアイマスクは「とりあえず用意しておいたほうがいい」アイテムではありますが、目を閉じただけで明かりが気にならない状態なら、むしろつけない方がラクでいいでしょう。あくまで「準備だけはしておく」という位置づけだと思っています。


さて、こうしたグッズを用意すること以外でも、心地よく眠って快適に過ごすための工夫があります。

まず、きつい服を着ないこと。
服がきついと血行やリンパの流れが悪くなるので、できるだけゆったりとした服装がいいです。パーキングエリアでの休憩で、ゆったり服に着替えられるのならそうしましょう。それでもどうしてもきつい服で眠らないといけない、という場合は、たとえばベルトをゆるめるとかファスナーを下ろすとか、特に「おなか周りから下」の締めつけを極力減らすようにして下さい。下半身はブランケットかぶってますから、人から見えることはありません。私も、かならずジーンズのボタン外してファスナーを下ろしていますよ。
カチッとしたスーツできつい靴を履いたまま、ネクタイ締めてベルトも締めて…こんな状態では体に負担がかかるばかりですから、「眠る時にはできるだけ体をラクに」ということを心がけましょう。

また、最初のパーキングエリアの休憩時、軽くストレッチや深呼吸をやって、体と精神の緊張をほぐしておくのもいい手です。昼間のバタバタ状態からの切り替え・リフレッシュ、そして血栓予防にも役立ちますよ。

そしてくどいようですが、眠りに入る前の水分補給…これだけはかならずやっておきましょう。

これらひとつひとつは細かいことですが、やるかやらないかで翌日の体の状態はかなり変わってくるはずですよ。夜行バスは「利用しても体にさほど疲れがたまらない」という状態にできさえすれば、これほど便利でお手ごろで頼もしい交通手段はない、と私は思っています^^

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